畳・カーペットのへこみ・傷の治し方

畳・カーペットの悩み

 

 

畳・カーペットの悩みといえば、へこみ、傷などでしょう。全体的に経緯年劣化してきたというのなら、ある程度は覚悟しておいたことでもあるのですが、ある部分だけにへこみ、傷、汚れがあると結構気になるものです。

 

特にカーペットの場合は高価なものやお気に入りの柄でインテリアファッションとしての役割も大きいので、一層気になるかもしれません。

 

まずは「へこみ」の対策から入っていきましょう。ここでのポイントは、繊維を膨張させることでへこみを改善させるということです。へこみはよくあるパターンです。引っ越し以外でも、部屋の模様替えなどで、大きな家具類(タンスや机)を動かすことがあるますよね。そんな時に目にするのが畳、カーペットにできているへこみの部分です。

 

結構大きくへこんでいたりすると「もう元には戻らないのでは」と思うかもしれませんが、いくつか方法があるので、ぜひ試してみてください。

 

まずは水で濡らして絞ったタオル(きれいな雑巾でも構いません)を用意してください。それをへこんだ部分の上からかぶせて、更にその上からアイロンをかけます。スチームアイロンで行う場合は、直接畳やカーペットに接触しないように少し隙間を空けて、蒸気だけが当たるようにします。こうすることで、畳のいぐさ、カーペットの繊維に水分と高熱が加わり、繊維が膨張していくのです。これでへこみ改善につながるわけです。

 

素材が合成繊維なら、洗濯で使用する柔軟剤を水で希釈し、これを霧吹きに移して吹きかけてから行うといいでしょう。防水加工された繊維の場合もありますが、それでも、普通にアイロンをかけるだけで、かなり改善されるはずです、もし1回で戻りきらなくても、乾燥後にあと2度3度繰り返せば、効果は必ずあるはずです。