畳・カーペットのへこみ・傷の治し方

カーペットの対策

 

 

へこみ対策としてなら、ドライヤーで乾かすのもいい方法です。ちなみにアイロンをかけた後に、ドライヤーで乾かすのです。扇風機で乾かすので構いません。最後に指先やブラシでカーペットの毛先を立てると、きれいに仕上がるはずです。更に掃除機で毛先を吸うとより効果的です。

 

こうしてカーペットのへこみを直すのもいいですが、もともと、あまりへこまないように「へこみ防止」をするのもいいと思います。防止のポイントは床面との接点をできるだけ多くするということで、それで1点に集中していた重量が分散され、へこみが少なくなるのです。コルクマットなどを敷けば結構有効です。

 

対策専用の用品としては「ドイツ製チェアマット・リップタイプフロアマット」などがあります。これはデスクの足元が、椅子、キャスターの移動などでへこんだり、擦り切れたりするのを防止するものです。特に高価な絨毯、きれいなカーペットには役立つかもしれません。¥15,223(税込)。

 

傷以外の汚れについても書いておきましょう。例えば、カーペットの上にしょう油、ソース、ケチャップなどをこぼしてしまった場合です。カーペットに何かこぼした時に、最初に水拭きをしてしまうと、かえって汚れを広げてしまいますから止めましょう。

 

まずは乾いた布を上から当てて、たたいてできるだけ水分、汚れを垂直的に取ることがポイントになります。とんかつソースやトマトケチャップのようにドロッとしたものは、ヘラなどでできるだけすくい取ってから行ってください。布を何枚か取り替えながら続けるのがコツです。

 

口紅などの油性汚れの場合は布にベンジンを含ませて押し当てください。その後、カーペット用洗剤や中性洗剤を希釈して濡らし、絞った布でたたき拭きをします。最後は水で絞ったきれいな布でたたいて仕上げます。