畳・カーペットのへこみ・傷の治し方

畳の焼け焦げの対処

 

 

畳の焼け焦げもよくあるトラブルです。タバコの吸殻などでの畳の焦げた部分はどうしても目立ってしまいます。そんな場合は細め(400番程度)のサンドペーパーを使って焦げた部分の畳を目に沿ってこすって除いていきましょう。古い乾いた歯ブラシでも代用可能です。

 

ただし、こする際には焦げ跡の周囲まで余計にこすってしまわないよう、マスキングテープなどでカバーしておくようにしてください。こうして焦げ跡が目立たなくなったら、こすった部分のささくれ状態が拡大しないように、ささくれ対策で使用した、水で約3倍に薄めた木工用ボンドを使って、畳の目に沿って塗り仕上げてください。

 

焦げた部分が深くて、上からこすってもあまり改善されない場合は、市販されている畳用の補修シールも検討しましょう。これは畳の柄が印刷されている畳専用の補修シールのことで、焦げた部分の大きさに合わせて切り、上から張ります。ただし、各畳には微妙な色の違いがあるので、補修シールを買うときは、一番色が近いものを選ぶよう工夫も必要です。

 

畳の場合は黄ばみも気になる点です。基本的に畳みは長期間使っていると、どうしても日焼け、蛍光灯焼けによって黄ばんできてしまいます。こうした黄ばみが気になる際は、水に1%お酢を加え、雑巾を浸してから固く絞り、これで掃除をしてみてください。お酢の漂白効果によって黄ばみが結構改善できます。

 

畳を緑色に復活させるという点では抹茶が有効です。お湯で溶いた抹茶を雑巾に含ませ、絞ってから畳を拭いてください。